2020.11.29 企画

企画部ーINSIDE STORY

この意味深なタイトルは何かと思ったでしょうね。
まずこの記事書かせて頂いてるのはB-SIDE LABELの代表をしておりますkuroと申します。
なぜ私が突然この記事を書いているのかと言いますと、、今私は訳あって企画部に籍を置いておりまして
企画感謝祭に関わっております。そもため、この記事を書いております。コロナ禍の中のんびりしていると思われませんように笑

なぜこの記事を書いているかを説明する前にまずは企画感謝祭についてを簡単にご説明致します。
年に一度だけ、毎月の直営店の企画ラックを楽しみにして下さっている皆さまに向けて全作品を見ていただく場を設けようと
始まったのが企画感謝祭でございます。忙しくて来られなかった皆さまへ、年末最後の恩返しと致しまして。
詳しくは去年の記事を見て下さい。

12月30日だけの企画感謝祭、ビーサイドレーベル下北沢店で開幕!

今回で2回目となる企画感謝祭ですが、今回は更にパワーアップしてたくさんのイベントを用意しました。
これまた詳しくは下をポチッとして下さい。

今年もやります、企画感謝祭3days!

そんな訳で2回目の企画感謝祭である今年のテーマは

企画のウラ側、チラ見せします。

となりました。なのでフライヤーや、アイキャッチイラストでは舞台の裏側でバタバタしているB-SIDEキャラクターというビジュアルになりました。また当日限定の12種類のステッカーについては今年一年で企画部がデザイナーと共に生み出したステッカーの完成形の敢えてその舞台裏のストーリーを考え、制作しました。

また会場では企画ステッカーが生まれるまでの企画部のラフを見ることができたり、企画ステッカーに密かに込めたメッセージも読むことができる年間カタログの配布、他にもサーフボードの裏側にベタ貼りをするなど、とにかく裏にこだわるものとなっています。

さて、前述した通り私も今年の8月位ですかね、企画部に所属しておりまして、今回コロナ禍の中もあり、より企画感謝祭を盛り上げるためにツイッター毎日宣伝を全員でやろうと、、会場代も高いので、できることはやろうと笑
正直またコロナが拡がってきたので心配する部分もありますが、人事を尽くして天明を待つと申しますので。

そんな訳でカウントダウン的に日々お客さんにアピールしていこう、やれることは全てやろうという訳で結果として皆で分担して開催までの45日、毎日Twitterを更新しようとなりました。
そして結果としまして私も6日分担当にもなりました。誰が一番”いいね”取れるか勝負しよ〜と半分遊び、半分競うように。ちなみに私も早速一発目上げさせてもらいましたが、あまり貢献できずでした、見つけてみて下さいおっさんが飛んでる記事です笑

分担を決めた後に6つの内容を何にしようと色々と悩んだのですが、企画部に入ってそんなに時間が経ってない私には伝えられるものがあまりないことに気づきまして、思案した結果、企画感謝祭のテーマの通り、携わった企画感謝祭の、いやどうせなら発足当時から近くで見てきた企画部の裏舞台を見せるのはどうだろうかと、閃きまして、今キーボードを打っている訳でございます。そもそも完成したものだけを見て頂いてきたお客様には新鮮に映るのではとも思いました。現時点で最終点は考えてませんがスラスラ記憶を辿りながら、、
長くなりそうなので何回かに分けて企画部創設から今日までの歴史の裏をお話しできたらと思います。
もちろんリアルには伝えたいつもりではありますが、当然私が企画部に在籍していない時間も相当多いので近くで見ていた、あくまで客観的に見た私の主観というのもあるので、関係者の皆さんそれはどうぞご了承下さい。

どちらかというとお客様向けというよりか、企画部に向けて伝えるものなのかもしれませんが、B-SIDEに関わる人に企画部そのものに興味を持って頂けたらという気持ちで書かせていただきます。あと会社を立ち上げたいと思う人達にももしかしたら良いお話になるかもしれませんね。
それ位企画部のゴールは今も見えず、変遷は語るに尽きないものでもあります。

企画部のルーツ

企画部は2014年に生まれました。そもそもお客様の目線ではあまり登場する部署ではないのでそもそもお店に来て企画部を意識することはあまりないでしょう。経営で売上が安定し始めたのもありますが、将来への投資として、もっと会社を大きくするために発足しました。ちなみに同時期に誕生したのが雑貨部、そして意外にもデザイン部です。

そして実は調べて見て思ったのですが、まだ6年とは、、10年以上続いていると思っていた感覚なので驚きながら売ってます。それ位色んなことがこの先にあるのですが、、それもまた後ほど書きたいと思います。

その企画部発足の発端となったのは前年の2013年に飲みの席で話した勢いのまま動き出したハロウィンイベント、”スリラーナイト”を開催したことです。知ってる人はかなりのB-SIDE通ですね。当時働き詰めで忙しい盛りだったスタッフに夏が終わった後の労いと、お客さんに4時間の魔法の時間を魅せる、というサプライズを重ねて、、要は文化祭みたいなこと(笑)をやりたい、というのが始まりだったと思います。
原宿店を閉店時刻に閉店して、そこから再びハロウィンの世界観の店が4時間だけ開き、普段は可愛いキャラクターが血を流したり、ゾンビになったり、、仮装してダークな雰囲気で帰ってくる、というような設定でしたね。

スケールはでかいのですが何せ人も少ない時代なので私も含め少人数で動いて、作ったことのない雑貨作ってみたり、仮装したり、、ひっそり開催するつもりで仕事の合間、というか仕事終わってからの時間で準備を進めてやっていたのですが、本当に遊びの延長でと考えていたのですが、いざ当日お店に準備のために行ってみると長蛇の列が、、後にざっくり計算してみたら200~300人の人が集まって下さっており、まさに想定外のものでした。
あの日到着した時、本当に嬉しかったのと同時に、あの狭い原宿店を考えて全ての人にお店見ていただける時間があるだろうか、あと列の長さに警察に叱られるのではないかの焦りでとにかくパニクってしまいました。本当に今考えたら自分の予測のなさはこの頃からだったと改めて反省です。

とにかく私でさえそういう状況だったので、多分文化祭をと楽しむ気できたスタッフの皆もきっと同様だったと思います。そんな中でも臨機応変に皆ホスピタリティを持ってお客さんを楽しませるように動き回ってくれたこと、そのことにも大いに感動を覚えました。私もお陰で落ち着きを取り戻せました。

お越しくださった皆さんには本当に感謝しております。そしていろんな場所でお客さんの不安を取り除くように盛り上げてくれたスタッフの皆のことも今でも誇りに思います。

人々の善の心の集まりが、未熟な主催者の重大な失敗となる部分を補い、良いイベントに変えてくださりました。後半はもう夢のような時間で、あっという間でした。最後のお客様を手で作ったアーチでお送りした後、スタッフがいつまでも余韻に浸り笑い合ってた光景を今も忘れません。記念撮影の写真は今も宝です。

 

多くのお客さんの笑顔を頂いたこと、そして普段以上に楽しそうなスタッフの姿を見て、こんな皆を笑顔にするイベントを生み出す部を作れたら、そう思い、その翌年に企画部が発足することとなりました。
企画とは人を笑顔にするために計画を練ること、つまり企画部は人を笑顔にするために活動する部であると。これが発足の成り立ちであり、初期の企画部のスローガンでした。

ここから思いもしない企画部の激流の歴史が始まります。前振りが長すぎましたかね、興味持ってくれたら幸いです。
最終的には今の企画部が何を目指して進むのか?それは会社が大きくなるのにとても大事な部であることをお伝えできたらと思います。
それはまた次回に〜。